★㈱電算システムを購入

㈱電算システムを1単位株のみ購入しました。購入した主な理由を以下に3点まとめてみました。

業績が継続的に増収増益

以下の数字をご覧ください。派手さはありませんが、着実に新規顧客を増やしつつ、既存顧客の管理も怠っていない企業風土があるのではないかと想像します。

また、今年度の数字も第三四半期までの実績を見る限り、予想を上回る可能性が高いと考えております。

単位:百万円   売上  営業利益

2015年12月期  28,956   1,042

2016年12月期  30,369   1,125

2017年12月期  33,545   1,297

2018年12月期  36,576   1,668

2019年12月期  40,202   2,268

2020年12月期予 46,200      2,500

2021年12月期予    50,300      2,730

事業の安定性

情報処理サービス、払込票決済などの収納代行サービスが中心ですが、顧客開拓することで順当に伸びていく事業のように感じます。積極的にM&Aも行っており、常に新規展開を探っていく意欲がうかがえます。また、今回投資した主な要因として、グーグルの販売代理店の展開も行っているということがあります。Chromebookの評判も良いですし、今後も伸びていく可能性を秘めています。

株価の割安性

現在の株価ベースでPER20倍です。同様の業績でも注目度が高い企業と低い企業でPER倍率は大きく変わるものだと認識していますが、電算システムの場合はなんとなく地味な企業名や地方企業(本社岐阜)ということもあり、低めのPERに留まっているように思えます。直近の高値から30%超下がった理由としては主に増資の影響だと思いますが、こちらの資金をM&Aで有効に使い、増収増益に結び付ければ再評価されるのではないでしょうか。

 

正直言って私はあまりITシステム関連に詳しくありませんが、数年間の業績推移を見て、順当に売上および営業利益が増加しているという点を一番評価してみました。

コロナ禍でも業績は好調に推移しておりますし、環境の変化にも対応できる事業と考えています。

直近では2020年7月に4850円の高値を付けておりますが、現在は3250円と30%超下げております。さらに下げる局面では買増も検討したいと思います。

最低2年以上の中長期投資を基本としておりますが、当然想定したシナリオに異変が生じた場合は売却を検討します。